NOVEL 隠密御史

第弐話　登場人物、地名

黄（ファン）

六代目寿恩王。
息子に双子の龍と雲がいる。
命を削る代償と引き換えに、魔力ニ種同時付与の力を得る。
杖を武器とする杖術の使い手であり、左腕に補具として腕輪を填めている。

龍（ロン）

黄の長男。
魔族男
二刀流の剣の使い手であり、風の魔力付与を得意とする。
18歳の時、武闘大会が開催され、決勝戦にて弟、雲と対戦するも引き分けとなる。
弟を大事にしている。

雲（ウン）

黄の次男。
魔族男
槍術の使い手であり、水の付与を得意とする。
雲も兄を大事に思っている。

飛（フェイ）

魔族男。
武闘大会の準決勝にて龍に敗れる。
大会では己の体に魔力ではなく魔法をかけて闘っていたが、本来のスタイルは魔法を相手に放つ魔法兵。

伍慎（ウーシン）

人間男。
同じく準決勝にて雲に敗れる。
弓の名手で、その正確さは、的に描かれた絵の指示された場所を撃ち抜くほど。